今日はファスナー付けの詳しい説明があればいいなぁ。。。とのリクエストから
仕上げが綺麗な基本形のファスナー付けのレッスンをさせていただきます ^^
自分用に大き目のペンケースを作ってみました
(by yunyun 2017.12追記)
今回は一枚布でもお手軽にできるビニールコーティングを使って、ファスナー付けのみご紹介
使いやすいポーチのパターン公開は後日予定しています♪
また、ここでは分かりやすいように玉付きのファスナーを使用していますが
ビニールコーティングの生地を縫うときは
針は14番がお勧め。ミシン糸は♯60など、普段使用しているもので充分です
テフロン押さえは今回は使用しませんが、ビニールコーティングを縫うときにはあると便利です
まずはファスナーと生地を中表にして重ね、クリップなどで数箇所とめます
画像のようなポーチを作る場合は、ファスナーの初めの部分を三角に折ってから縫い進める方法が一般的ですが、
ここで針がうまく進まないことが多いので
今回は折らずにまっすぐ縫う方法をご紹介しています
記事の一番最後に処理方法を番外編の画像にて紹介していますので参考になさってくださいね
中表とは、このように表になる面と面を重ねることを言います
「表合わせ」ともいいます
ビニールコーティングの生地など、針が刺せない素材の生地を使用する時は
こういったクリップがあると便利です
手芸店で売ってる仮止めクリップ
クロバーさんお勧めです
そして、合わせた所からファスナーを数センチほど開きます
ここでは7cmほどずらしています
画像で分かりやすいように、返し縫いの線を入れていますが
実際には一本の線で同じ場所を縫います
画像にもあるように、ファスナー付けではこういった”片押さえ”のパーツが必要になります
家にはない。。。という場合はファスナーの凹凸と平らになるように厚紙などを添えるといいでしょう
でも、余裕があれば買い揃えるのもいい機会です
ファスナー付けができると楽しくて手作りの幅が広がります
機種によって違いますが、ブラザーはこちらがお勧めです
我が家のは、たまたまミシンパーツに含まれていたものですが、玉付きのファスナーでも移動せずに縫えます
話が脱線しましたが。。。
縫い進めるとちょうど開いていたファスナーとの境目に来ます
ここで針を止め、針が刺さった状態で押さえのレバーを上に上げます
ここでファスナーの玉を元の位置に戻してあげます
そして最後はしっかり返し縫いをして針を止めます
ファスナーの縫い線は画像を参考にしてみてください
次に端ミシンの準備。。。
縫い終わったら、縫い目を折り、しっかり指先で抑えます
押さえのパーツを一旦外し、ビニールコーティングを縫えるように準備をします
布に当たる面がざらざらでないと押さえと布がくっついてしまって針が進まなかったり
進んでも針が折れてしまったりするので、ここでマスキングテープを使用します
セロファンテープなどもビニールなので不可
マスキングテープなど、ザラザラした面になるテープを使用します
先ほどと同じようにファスナーを数センチずらしてから縫い始めます
ここでは2~3mmくらいの端ミシンがベストです ^^
難しそうですががんばってみましょう♪
そしてこちらも先ほどと同様、ファスナーの境目のところにきたら
玉を元の位置に戻して最後まで縫います
最後もしっかり返し縫いをして針を止めます
片側が縫えたところです
端ミシン、綺麗に入りましたか?
片面が出来上がったところで、次は反対側のファスナー付けも同様に縫いつけます
最初のファスナー付けと違うのは、開閉の玉がないこと
なので、ここは端からファスナーを閉じた状態で縫い始めます
もちろん返し縫いを必ず入れてくださいね
最後のほうになると、また開閉の玉が邪魔になってきます
ここで一旦針を止め、針が刺さった状態で押さえのレバーを上げて・・・
今度はファスナーを開いて金具が当たらないところまで移動させてから押さえのレバーを下ろし
最後まで縫います
もちろん、最後もしっかり返し縫いをします
さて。。。
ここからが最大の難関です
特に細長いポーチほど大変な仕上げの端ミシンとなります
さて、、、準備はいいですか~
画像をしっかりご確認下さい。。。
口で説明するより画像で説明したほうがわかりやすいかと思いますが
布の向きや置き方に注意して、画像を真似して置いて見てください
そして、画像のように5~7cmほどファスナーを閉じた状態でトンネル状態にします
そしてファスナーの玉の部分まで来たら、針を止め、針が刺さった状態で押さえのレバーを上げて
ファスナーを移動します
再び押さえのレバーを下ろし、あとは最後まで縫い進めて最後返し縫いをして終了です
これでファスナー付けが完成です♪♪
今回はファスナーの付け方講座ということでここで終了です ^^
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ラミネートを縫うときはテフロン押さえも必要です
縫い目が格段に変わりますので
一つ用意しておくといいアイテムです
そして番外編。。。
画像のようなポーチを作る場合は、ファスナーの初めの部分を折ってから縫い進める方法が一般的ですが
ここで針がうまく進まないことが多いので
今回は折らずにまっすぐ縫う方法をご紹介しました
そして縫い終わった最後に端を縫う方法をお勧めしています ^^
いかがでしょうか?参考になりましたか?
是非一度挑戦してみてくださいね ^^